Tech blog

日々の開発業務で培った技術的な知見や、よりよいプロダクト提供のための技術的な取り組みなどを積極的に紹介をしていきます。

【すぐわかる】要件定義の原理原則【1から学ぶ】

Hello Ecomott!

こんにちは、あるいはこんばんは。

お久しぶりのクラウドソリューション開発部 伊藤です。

以前執筆した記事からもう2年も経ちました。かなりの遅筆っぷりでございます。

おかげ様で前回記事はぶっちぎりのバズりっぷり。2年経った現在でもまだそれなりに数字が回っている次第です。本当にありがとうございます。

気づけば、もう8月も終わりですね。
新人エンジニアの皆さんも、プロジェクトに配属されて少しずつ慣れてきた頃でしょうか。

中には、クライアントの要求を誤解してしまい全く違う機能を実装したり、重要な要件を見落として怒られたり……そんな「洗礼」を受けた方もいらっしゃるでしょう。

「こんな自分はITの仕事に向いてない!」と落ち込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

まあ辞表を出すのはお待ちなさい。今回は、そんな悩める皆さんに、「向いてない!」と絶望する前にぜひ読んでいただきたい「要件定義」についての入門記事をお届けしましょう。

この記事を読むのにかかる時間は 約8分 くらいです!

この記事でわかること


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【丸暗記卒業】PostgreSQLを触ってみよう!

先日、OSS-DB Exam Silver試験を受けてきました。
この試験はPostgreSQLに関する知識を問う試験で、出題内容はオープンデータベースやSQLコマンドに関する知識が半分と、インストール方法、設定ファイル、バックアップ方法などの知識が半分出題されます。
問題数は50問の選択式で、100点満点中64点以上で合格となります。(ちなみに94点で合格できました。)

試験勉強の詰め込み学習といえば、ひたすら問題を解く!暗記!ですが、私は暗記があまり得意ではなく、すぐに頭が疲れてしまいます。
そこで今回は実際にPostgreSQLを触ってみて「丸暗記」ではなく「理解して覚える」ことを意識しました。
特にSQL文は比較的イメージしやすいですが、インストール方法や設定ファイル操作は普段触れる機会が少ない部分です。
この記事では、そういった部分を理解して覚えるために私が試してみた操作方法を紹介します。

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AIがUIを自動生成!Figma × Layermateでプロトタイピングが数倍速くなる方法

こんにちは!
クラウドソリューション開発部の大川です。

今回は、Figma の AI プラグイン Layermate を使って「要件から UI をチャットで一気に起こす」ワークフローを検証しました。
結論から言うと、プロトタイピングの初速を劇的に上げる道具としてかなり実用域
特に、画面間での文脈維持やレイヤー構造(Auto Layout含む)の出力が優秀でした。
一方で、複雑なレイアウトやコンポーネントの厳密な再利用は現時点で工夫が必要な印象です。

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スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(1)

こんにちは!
SJC共同開発推進室の鈴木です。

「市販のスマートホームサービスだけでは物足りない」とお考えの方へ。
本格自作スマートホームのプラットフォーム、Home Assistant をご紹介します。Home Assistant は、メーカーの垣根を越え、さまざまなスマート家電や自作のDIYデバイスを一つに統合するためのオープンソースプラットフォームです。私も普段利用していて、今後は家だけでなく農業や工場などへの活用も検討しており、様々な分野でIoTを活用できる可能性を感じております。

今回はまず初めに、Raspberry PiにHome Assistantをインストールする手順実際使用している例をご紹介させていただきます。

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Ubuntuアップグレードでタイムスリップ!18.04から24.04、思い出のデスクトップ達。

クラウドソリューション開発部の今野です!

夜が涼しくなってきて、夏が終わったなーなんて思っていたら、また暑い夜が続きますね。

そうこうしているうちに北海道の夏は毎年あっという間に終わってしまいますね。

 

今回はUbuntu18を24にアップグレードして、デスクトップ画面の変化を辿りたいと思います。

そんなに変わらないのでは?と思うかもしれませんが、いやいや結構変わっているんです。

また、Ubuntu20から24にアップグレードする記事は時々見かけますが、18からアップグレードする記事はなかなか見かけないため、書いてみたいと思っていました。

ぜひぜひご覧ください!

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React Nativeから使うStability AI:画像生成APIの活用

1. はじめに

環境広場、今年はいちだんと賑やかでした。
クラウドソリューション開発部の寺谷です。会場で展示した子ども向け画像生成アプリは、気づけばブース前に小さな行列。タップひとつで絵が出るたび、「もう一回!」の連打コールで僕の腕も連打。
イベントの様子はこちらにまとめています。
今日はその心臓部 Stability AI を深掘りします。AIについて、料金、APIの使い方(React Native)、
そして日本語と英語プロンプト比較
まで一気にどうぞ。

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