こんにちは。デバイスソフトウエア開発部の斎藤です。
生産性向上エッジAIカメラシステム「PROLICA®」を用いた画像解析システムの開発を担当しています。
PROLICAは、ネットワークカメラとエッジコンピューターを使用してリアルタイムに物体検出を行うことを主な機能としていますが、AIとは独立した機能として、画像内の信号機(赤・青・黄)の状態を輝度差から判定する仕組みも備えています。
本記事では、指定した範囲の「輝度差」を算出して、信号機の状態を判定する機能を紹介します!
PROLICAの詳細や他の機能につきましては、以下の弊社HPや、これまで私が執筆した記事をご覧ください。
生産性向上AIカメラ「PROLICA®」
      





はじめに
こちらはAX研究室のロベルト・フバチです。この投稿では、比較的新しい種類のニューラルネットワークである コルモゴロフ・アーノルド・ネットワーク(Kolmogorov-Arnold Network, KAN) について紹介します。 その名前はコルモゴロフ・アーノルド表現定理に由来しており、この定理は「任意の多変数関数は1変数関数の和として表現できる」と述べています。


