クラウドソリューション開発部の内間木です。
今回の記事は、技術の細かい話……ではなく、日々の仕事を進める上での「考え方」について書いてみたいと思います。
みなさんは仕事をしていて、「周りの目が気になって自分の意見が言えない」「わからないのに知ったかぶりをしてしまった」という経験はありませんか?
私はまさにそのタイプで、ずっと一人でモヤモヤと悩んでいました。 そんな私が『嫌われる勇気』という本に出会い、仕事に対するマインドがガラッと変わった実体験をお話しします!
この記事を読むことで、
「周りの目が気になって動けなくなる理由と、その抜け出し方」
についての考え方が整理でき、明日からの仕事が少し楽になるヒントを掴むことができます。
・本を読む前の私の課題
以前の私は、とにかく周りの目を気にしてばかりいました。 プロジェクトの打ち合わせや進捗報告の会議などで、自分の知らない専門用語や言葉が行き交うことがあります。 「え、今なんて言った?」「そもそもこれ何のためにやるんだっけ?」と思いつつも、当時の私は絶対に手を挙げることができませんでした。
当時の私が抱えていた不安
- 無知だと思われたくない:「こんなことも知らないの?」と内心思われるのが怖かった。
- 恥をかきたくない:的はずれな質問をして変な空気になったり、怒られたりするのが嫌だった。
- 無難にやり過ごしたい:評価を下げないために、とにかくその場をやり過ごそうとしていた。
結果どうなるかというと、「内間木くんこれお願いね」と言われた時に、理解していないのに「はい!わかりました〜!」と引き受けてしまうわけです。
情報が不足したまま一人で抱え込み、調べて時間を費やし、結局間違った理解のまま進めて大きな手戻りが発生する……。自分のプライドを守るために無難に過ごそうとした結果、一番周りに迷惑をかけてしまっていました。
1. 『嫌われる勇気』で学んだ「課題の分離」
そんな時に出会ったのが『嫌われる勇気』という本でした。
この本の中で一番響いたのが、「課題の分離」という考え方です。
「これは誰の課題なのか?」を分けて考えるというシンプルなものなのですが、これを仕事に当てはめた時にハッとさせられました。
自分が精いっぱい考えて、相手を不快にさせないよう配慮した上で発言や行動をしたとします。
その結果に対して、相手がどう思うか(「なんだそんなことも知らんのか」と呆れるか、「よく聞いてくれた」と思うか)は、完全に相手の課題であり、自分にはコントロールできないことなのです。
「この発言をして嫌われないかな?」「変なヤツだと思われないかな?」と悩み続けるのは、本来自分が介入できない「相手の課題」に首を突っ込んで、勝手に疲れていたんだと気づきました。
自分にできるのは、「今の自分にできる最善を尽くすこと」だけ。そこから先は気にしても意味がない、と割り切れるようになったのです。
2. 自分の「現在地」から逃げない
考え方が変わってから、会議での振る舞いを変えました。
分からないことがあれば、素直にその場で質問するようにしたのです。
ただし、ただ「分かりません」と投げ出すのは良くないので、自分なりの聞き方のルールを作りました。
実践している聞き方の例: 「私の今の理解だと〇〇という認識なのですが、これで合っていますでしょうか?」 「〇〇の部分だけ自分の知識が追いついていないため、補足していただけますか?」
「今の自分の現在地(何が分かっていて、何が分からないか)」をハッキリ伝えるようにしたことで、手戻りが格段に減りました。
もちろん、たまに間違えたり、恥をかいたりすることもあります。
でも、それでいいと思っています。無難な言動ばかりして自分の現在地を隠していては、成長の機会すら得られないからです。
3. とはいえ、今でも完璧ではありません…
ここまで書いておいてアレですが、私自身、今でも100%いつでもハッキリと言えるわけではありません。
相手が厳しそうな雰囲気だったり、大人数の会議だったりすると、「あ、今日はなんか言いづらいな…」と日和ってしまうことも普通にあります。
人間だもの、失態を晒したくない気持ちはゼロにはなりません。
でも、それで自分を責める必要はないと思っています。
「あ、また周りの目を気にしてたな」と気づいたら、その都度少しずつ軌道修正していけば大丈夫です。完璧を目指す必要はありません。
まとめ:みんなにやってみてほしいこと
もし今、周りの目が気になって発言できない、対人関係で悩んでいる人がいたら、ぜひ次の会議でこの一言を使ってみてください。
「私の今の理解だと〇〇なのですが、この認識で合っていますか?」
100点満点の完璧な理解じゃなくていいです。
「今の自分の最善(60点くらい)」を出して、相手に聞いてみてください。
それでどう思われるかは相手の課題です。
あなたは自分の最善を尽くしたのだから、堂々としていれば大丈夫。
失敗を恐れず、一緒に打席に立ち続けていきましょう!
今回ご紹介した書籍
『嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え』 著者:岸見 一郎 / 古賀 史健(ダイヤモンド社)
フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想を、青年と哲人の対話篇形式で分かりやすくまとめた一冊です。「対人関係の悩み」を根本から解決するための考え方が凝縮されています。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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クラウドソリューション開発部:内間木



