【GR】ビル解体をタイムラプスで見てみた【ロマン】

こんにちは!体温調節が苦手な高西です。

今回はカメラソリューション、ミルモットRECのご紹介です。

同じカメラソリューションでありながら、
以前ご紹介したミルモットHDとは全く違った特長を持っています。

ミルモットREC。HDと何が違う?

まず、あたりまえですが外観は大きく違います。
こちらは以前ご紹介したミルモットHD。

首振り機能のほかにズーム機能も搭載。
遠隔操作で見たい方向に動かすことができます。
動的監視に適したカメラといえるでしょう。

 

対して本日ご紹介するのはミルモットREC。
外観は以下のとおりです。

ミルモットRECの詳細をみる

ミルモットRECは首振り(パン・チルト)やズームができません。
そのかわりに広い範囲を固定画角で撮影・録画していく、
いわゆる定点カメラです。

こちらは静的監視に適したカメラといえます。

一見するとミルモットHDがあらゆる面で優勢にも
思えますが、そんなことはありません。

実は、施工後の振り返りやプロセス評価には、
固定画角のRECの方が喜ばれます。

用途に応じて使い分けていただけるといいですね!

 

定点カメラだからこそ光る3つの特長!

特長1:暗視性能
RECには「赤外線照射機能」が搭載されており、
暗闇でも鮮明な映像で監視することができます。

特長2:クラウド録画
撮影画像全てを保存する「クラウド録画機能」。
最大90日間にわたって、録画した映像全てを
クラウドサーバーに保存します。

特長3:ワイドな視野角
画面内に映像をより多く取り込める「視野角の広さ」。
これを特徴に挙げたのは意外に思われるかもしれませんが、
後述に回しますのでお楽しみに。

 

特長1:真っ暗闇でも鮮明に見える!

秋から冬にかけては、陽が落ちるのが早く、
夕方頃になると夜と変わらない暗さになります。

作業はまだ続いているのにカメラだと見えない。。。
そこでミルモットRECの出番。
一定の暗さになると赤外線照射モードに自動で切り替わります。

日中

夜間

山中につき、夕方17:00にもなるとあたりは真っ暗。
にもかかわらず鮮明な画像を見ることができます。

この機能により、近年は建設現場以外にも調査現場や
災害現場などで数多くご利用いただくようになりました。

先日胆振東部地震で被害のあった厚真町にも、ミルモットRECを設置しています。

 

特長2:驚異の90日間保存!クラウド録画機能

ミルモットRECの名前の由来は、この録画機能(REC)です。

録画データの閲覧はwebブラウザでアクセスする管理画面から行います。

ミルモットRECが撮影するのは、連続した静止画ですが、
クラウドサーバーに送られたこの静止画は、クラウド上で
動画として加工処理されることから、
管理画面ではスムーズな動画として閲覧することが可能になります。

こうすることで施工プロセスをしっかり確認、
進捗の振り返りをPC上で簡単に行うことができるのです。

特長3:ワイドな視野角

以下にミルモットRECとミルモットHDの撮影画像をご用意しました。
(※画像は当社正面の風景)

 

見くらべてみてください。
同位置、同方向に取り付けたカメラ画像を比べると、
ミルモットRECの画角はかなり広いことがわかります。

画面内に映る範囲が広く、
1つの画角で現場全体を俯瞰して見ることができるのです。

 

解体現場をタイムラプスで見てみた!

ミルモットRECで長期間現場の様子を撮影し、
タイムラプス動画を作ったら
さぞ圧巻の光景になるのでは・・・・!

と考えた我々は、社内のいろんな部署を巻き込み、
ときには拝み倒しつつ、タイムラプス動画を作ってみました!

実は、現場からカメラの距離は非常に近く、
ミルモットHDだと画角内にビルが収まりません。

広角レンズの恩恵はまさにここであり、
対象現場すべてを1画面内に収めて監視する、
ということがミルモットRECでは可能なのです。

 

ミルモットRECを使って欲しいところ

平成27年に石井国土交通大臣が発表した
i-Constractionのコンセプトは「生産性の向上」でした。

個人的には、真の目的はその先にあって
「より良いものを創る」ではないかと思うのです。

モノづくりの土台となっているもの。

それは世間的にはあたりまえとされながらも、
皆さまが常に緊張感を持って取り組まれている、
「工期内に終わらせる」
「ルールは厳守」
「安全第一」
という社会的なコミットだと思います。

ただ、それがあたりまえにされすぎて、
本来すごく高い技術を駆使してモノづくりをしているのに、
それ自体をPRする機会が少ないように私たちは感じるのです。

そこで提案したいことがあります。

第3者(発注者)に対し、カメラを使った
最もインパクトのある活用方法。

それは

「施工プロセスそのものを評価してもらう」

ことではないかと考えます。

ここにカメラを活用し、見える化をするのです。

人が五感を使って得られる情報量。
そのうち8割は視覚によって得られるといわれています。

いくら丁寧に説明してみても、
施工プロセスを言葉だけで表現し、
理解してもらうのは難しいことです。

そこで、このミルモットRECで皆さまの現場を
1から10まですべて記録し、発注者に見せてみてください。

何が問題だったのか、
何がうまくいったのか、
どこの工程をどう工夫したのか、

こういったPR、コミュニケーションが生まれることになり、
これこそ皆さまの技術に対する真の評価につながってくると思いませんか?

ミルモットRECの詳細をみる

現場ロイドサイトへのリンク