【GR】Gリポートがアップデートでさらに進化。現場の声にお応えしハンズフリー臨場が可能に!

こんにちは。現場ロイドマーケティングチームです。

今回は1月20日の大型アップデートにて、Gリポートに追加された待望の新機能についてご紹介させていただきます。
その機能とはこちらです!

USB外付けカメラへの対応により、ウェアラブルスタイルの利用が可能になりました。

ウェアラブルという名前が示すとおり、外付けでカメラを装着してGリポートを使用することが可能です!
この機能は現場で遠隔臨場にお使いいただいているお客様の要望が形になったものです。
さらに使いやすく進化したGリポートをご確認ください。

外付けカメラ対応でハンズフリーの遠隔臨場が可能に!

Gリポートは、スマートグラスや胸ポケットに固定するタイプの遠隔臨場システムに比べ、手持ちで自由に撮影できるのがポイントです。
優れた光学性能を持つスマートフォンのメインカメラと、ジンバルの手振れ防止機能を組み合わせることで、撮影角度や対象物との距離を好きなように変えることができる点は、構造物の検査に最適だと、多くのお客様からご評価をいただいています。

一方で安全パトロールや高所作業など、現場を移動しながらのコミュニケーションにおいては、両手がフリーになる状態での会話・映像配信ができないかと、これまた多くのお声を頂戴しておりました。

そこで、このような現場のお客様の声にお応えする形で、今回の目玉アップデートである「ウェアラブルカメラオプション」を実装いたしました!
 

  • Gリポート本体に小型USBカメラを接続することで、本体をポケットに入れたままカメラだけを頭部に固定できます。
  • 一台のGリポートで両手が自由な状態での遠隔臨場スタイルにも対応することが可能となりました。
  • 場面に応じて使い分けていただくことで、より便利にご利用いただくことができます。

 
利用可能なカメラには、優れた耐環境性能と強力な手ぶれ補正機能を搭載した高性能小型カメラをご用意しました。
ヘルメット固定型のウェアラブルカメラとしてご利用できます!

項目 カメラ仕様
防塵防水 IP65
解像度 FullHD、HD、VGA(QVGAには非対応)
フレームレート 5、10、30
特徴 手振れ防止、上下方向固定

外付けカメラの起動方法はシンプルです。
USB接続すると、左の「内臓カメラ起動」ボタンから、右の「USBカメラ起動」ボタンに自動で切り替わります。

今回の「外付けカメラオプション」実装により、従来の検査を主体とした遠隔臨場に加えて、手元作業を必要とする作業者への指示・指導・支援や、不慣れな作業者の見守り・行動監視なども行えるようになり、これまで以上に、Gリポートの利用シーンが広がったことと思います!

令和4年関東地方整備局の試行方針にGリポートはどう向き合うのか

つい先日発表された国土交通省・関東地方整備局の令和4年遠隔臨場の試行方針はご覧になりましたでしょうか。

遠隔臨場については以下のように記載されております。令和4年版と令和3年版を比較してみましょう。

令和4年版 2022年1月12日発表
動画撮影は、撮影者の安全を確保するため、撮影者が移動の際に横転等が考えられるいわゆる「歩きスマホ」(カメラを手に持って歩きながら撮影)での撮影はしないこと。動画撮影は、静止して撮影又は撮影者のヘルメットや胸ポケットに付ける等の安全に配慮すること。

令和3年版 2021年4月23日発表
動画撮影用のカメラは、撮影者の安全を確保するため、ウェアラブルカメラ等の撮影者がハンズフリーで撮影できるものを使用。

上記を読み解きますと、
昨年度版の試行方針では、遠隔臨場はハンズフリー撮影できるウェアラブルカメラなどの機器に限定されておりました。
一方、令和4年版では歩きスマホ的な使い方は避けるよう勧告しているものの、ハンズフリーに限定した表現が削除され、代わりとして「静止して撮影」「ヘルメットや胸ポケットに付ける等の安全に配慮すること」という表現に変更されています。

昨年度はハンズフリー(≒ウェアラブル)が必須とも受け取れる表現でしたが、今年度は状況に応じた撮影スタイルの幅が許容されていると捉えられますね。

また今年度の試行方針では、「1.試行の目的」に「試行を通じて、遠隔臨場により『段階確認』、『材料確認』、『立会』が効果的に実施可能な工種・項目と困難な工種・ 項目を明らかにする。」と書かれていることからも分かるように、いくつかの異なるスタイルでの臨場において、課題の抽出やフィードバックの収集を行いたいことが、意図として示されています。

私たちのお客様からも、ウェアラブルカメラでの撮影について、撮影者の視点が1点に集中しやすく、周辺の状況認識が低下するため、特に視野の狭いスマートグラスの使用を禁止しているといったお声や、対象物にフォーカスして撮影する際に、カメラを固定した体の部位そのものを対象物に向けて移動させなければならないウェアラブルであるが故の制約によって、視線や体勢が不自然になり、かえって安全性が損なわれてしまったというフィードバックをお寄せいただいたことがございます。
 

ウェアラブルカメラは、装着者が撮影を意識せず両手を自由に使えることが大きなメリットです。
ただし、上記のお声のようなウェアラブルスタイルのデメリットについても、国側はきちんと把握して対処していくという意図の表れにも思えますね!

こうした今の状況を俯瞰的に捉えると、現場ごとに工種や項目が異なるのと同じように、遠隔臨場で推奨される撮影スタイルや機能もまた、現場ごとにその答えが違ってくることに疑いの余地はないでしょう。ただし、その最適な答えは未だ示されてはおらず、全員が試行錯誤の最中といったところだと思います。

そうした過渡期の今、私たちがご提案するのが、本日追加された待望の新機能「Gリポート ウェアラブルスタイル 」です。

市場に出回る専用ハードウェアを利用した多くの遠隔臨場カメラシステムと異なり、一番身近でありながら先端テクノロジーの集積であるスマートフォンの拡張性を最大限活用することで、短期間にフォームファクタを刷新し、一台のデバイスで異なる撮影スタイルに対応することが可能になりました。

もちろんこれまでのGリポートでご好評いただいている、リーズナブルなコスト、スムーズな撮影や本体の使いやすさはそのままに、全く新しい自由な撮影スタイルで、ストレスフリーの遠隔臨場を実施していただくことができます。

きっと、現場の皆様も発注者様も好きになってくれるサービスに仕上がっています。
ぜひお問い合わせください!

もちろんご不明な点がありましたら当社営業がサポートしますのでお気軽にご相談ください!

今後も進化し続けるGリポートにご期待ください!

以上、今回のアップデート内容のご紹介でした!
ウェアラブルスタイルの追加により、現場で作業されるお客様の選択肢の幅が増え、より快適に遠隔臨場が進むことを願っております。

これからもGリポートはお客様とともに進化してまいります。
ご興味を持たれたお客様はぜひお問い合わせください!
またご意見やご要望も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

 
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