撮るだけのモノからMobility IoTデバイスへ

アドベントカレンダー 20 日目
担当は、ビジネス推進部 佐藤です。

今年7月に入社したばかりではありますが、ここ10年間同じソリューションに携わりシステムを開発してきています。
その間、機能をアップデートしたり、後継機種を数年ごとにリリースしながらやっとこさモノヅクリを続けてます。
その名もドライブレコーダー。いまやドラレコというとチープなものから多機能高額なものまで様々販売されています。
その中でも、エコモットでは法人向けのテレマティクス(通信型)ドライブレコーダーをデバイス開発からクラウドまでトータルソリューションで提供してます。

記録容量も通信速度も大きく進化

あおり運転や観光バス事故の映像で騒がれており注目度が高いドライブレコーダーではありますが、いまでこそ、GPSが内蔵されていて映像と一緒に地図情報を確認できるようになっているのが当たり前だし、車内撮影、車外撮影を常時記録もできるようになっていますが、
当時はただ撮るだけ。しかも、SDカードやCFカードの容量は、1GBあれば大きい方だったので、常時記録はでなくて、衝撃を感知した時だけ映像を記録するイベント録画機能を持ったドライブレコーダーが主流でした。

そんななか、世界に先駆けて、「GPS内蔵 動画テレマティクスドライブレコーダー」(ながい)を製品リリース。
いまのサービス名は、これ。Pdrive どうぞ。 https://www.pdrive.jp/

特徴はいまも同様、やはり危険運転があるとメールが送られてきて、危険動画をクラウドで見ることができる機能です。
以前は、SDカードに記録されている映像を見るために、ドラレコからSDカードを取り出してパソコンに挿して見る。ということをしなければならなかったので、高速道路のつなぎ目で感知しすぎてイベント録画ファイルが山ほど記録され、事務所に戻ってくる間に見たかった映像が消えちゃった!とか、よくあることでした。
移動体デバイスの異常検知動画をすぐに管理者がクラウド経由で閲覧できる機能は、画期的かつ先進的であったと思います。

一方、先進的過ぎてしまったのか、2009年のリリース当時は、ひとつの動画で数MBくらいあるのでその分 ギガ が必要なのに、100KBくらいしか通信できる容量をもらえないし、通信速度は32kbpsで1個ファイルをアップロードするのに20分も必要。
とてもじゃないけどエンドユーザはつかないだろう。という利用料でしか提供できそうもない。。。
結局動画はほとんどアップロードできない。というちょっと残念な仕様でしたが、フィールドテストをしてみると、安全運転のドライバーさまが多かったおかげか、さほど危険動画が発生することもなく「GPS内蔵 動画テレマティクスドライブレコーダー」(ながい)という、他社が追従できない(しない?)製品を無事に提供することができました。

5年前くらいからは、通信料金も安くなったこともあって、競合他社が増えてきましたね。いまや有名どころだけでも10社以上はあるのでは。

カードをかざすだけ

いまの最新モデルは、これ。HDL-900 どうぞ。 https://www.pdrive.jp/function/

Pdriveは、「GPS内蔵 動画テレマティクスドライブレコーダー」(ながい)です。
そもそも、テレマティクスってなんだ? どうぞ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9

うん。なるほど、そういうことなんですね~。

テレマティクスデバイスのHDL-900では、どのクルマをどのドライバーが運転したのかを管理することが出来るようになっています。

では、どのドライバーなのかを認識するためには、どうすればよいのでしょう。
昔は一人一枚、自分専用のSDカードを持っていて、機器に入れることで、だれが運転するのかを認識していましたが、いまだったら、顔認証とか虹彩認証とかできそうですね。夢は広がります。

が、残念ながらHDL-900では顔認証機能も虹彩認証機能も持っていないのですが、なんとかしてドライバーを認識せねばなりませんので、HDL-900は、Felica ICカードをかざして、シャリーーンすることでだれが運転したのかを判定しています。(残高は減らないのでご安心を)

そんなFelicaってどんな仕組みなんでしょうか。
世間では、SUICAやEdyなどに採用されているICカードで、NFCチップ(Near Field radio Communication)で、13.56MHzの周波数を利用した非接触方式の高速認証を行うことが可能な、ISO/IEC 18092で規格化されている技術方式です。
似たようなほかのICカードの規格では、TaspoはType-A、運転免許証はType-B、などがあります。

HDL-900でFelica認証を採用したことによって、SDカードの抜き挿しをする必要もなく、乗車時の手間がかなり削減することが出来るようになりました。

さいごに

ドライブレコーダー専用機だからこそできる Mobility IoTデバイス として、まだまだ成長過程で実装したい機能は盛りだくさんです!

つぎはなにかな?AIかな?

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