クラウドソリューション開発部の今野です!
夜が涼しくなってきて、夏が終わったなーなんて思っていたら、また暑い夜が続きますね。
そうこうしているうちに北海道の夏は毎年あっという間に終わってしまいますね。
今回はUbuntu18を24にアップグレードして、デスクトップ画面の変化を辿りたいと思います。
そんなに変わらないのでは?と思うかもしれませんが、いやいや結構変わっているんです。
また、Ubuntu20から24にアップグレードする記事は時々見かけますが、18からアップグレードする記事はなかなか見かけないため、書いてみたいと思っていました。
ぜひぜひご覧ください!
Ubuntu18から24に上げるにあたって
Ubuntu18から24にアップグレードするにあたり、いきなり18から24にアップグレードすることはできません。
そこで18から20、20から22、22から24へと3段階でアップグレードする必要があります。
今回は仮想マシン環境のUTMにUbuntu18.04.6(ARM版)をインストールしています。
Ubuntu18から20にアップグレード
Ubuntu18の画面はこのようになっています。
ビーバーのアイコンが特徴的ですね。
1.まずはターミナルを開きましょう。以下を入力します。
1 |
sudo apt update |
すると、アップデートが可能なパッケージのリストを更新してくれます。
2.続いて以下のコマンドを入力します。
1 |
sudo apt upgrade |
インストールしているパッケージのバージョンアップを行いました。
3.ここまで完了したら、
1 |
sudo reboot |
を入力して、Ubuntuの再起動を行います。
4.その後、再度ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行してアップグレードを開始します。
1 |
sudo do-release-upgrade |
途中で本当にアップグレードを始めて良いか?というダイアログが表示されるため、yを入力しましょう。
このようにアップグレードが始まります。
気長に待ちましょう。
古いパッケージを削除しても良いか?と聞かれるため、よろしければyを選択します。
アップグレードが完了したため、再起動を行います。yを入力します。
再起動後、Ubuntu20.04.6にアップグレードされたことが確認できました。
Ubuntu20.04.6→Ubuntu22.04.6とUbuntu22.04.6→Ubuntu24.04.6も同様の手順で行います。
Ubuntuデスクトップ鑑賞
さて、Ubuntu24までアップグレードしたことですし、美しいデスクトップたちを鑑賞していきましょう!
Ubuntu18のデスクトップ画面(2018.4リリース)
可愛らしいビーバーのイラストです。
コードネームはBionic Beaver(バイオニックビーバー)
でも、顔が口を開けたワニにも見えるのは自分だけでしょうか。
Ubuntu20のデスクトップ画面(2020.4リリース)
ネコ?と思いながら調べましたが、フォッサという動物らしいです。
コードネームはFocal Fossa(フォーカルフォッサ)
マダガスカル最大の肉食動物だそうです。(可愛らしい見た目とはギャップがありますね)
Ubuntu22のデスクトップ画面(2022.4リリース)
Jammy Jellyfish(ジャミー・ジェリーフィッシュ)というコードネームのUbuntu22です。
「幸運なクラゲ」といった意味合いです。このクラゲはどこに向かって泳いでいくのでしょうか。
Ubuntu20とは異なり、少し立体感が出ていますね。
また、標準でFirefoxがデスクトップ上に表示されなくなりました。
Ubuntu24のデスクトップ画面(2024.4リリース)
Noble Numbat(高貴なるナンバット)
王冠に犬のような動物が2匹いますね。位の高そうな冠です。
まとめ
皆さんの思い出のバージョンはどれですか?
デスクトップ画面を見ると、時代の流れを感じますね。
2026年にリリース予定のUbuntu26は、どんな機能が増えるのか、どんなアイコンになるのか楽しみです。
また、Ubuntuのアップグレード自体はコマンドが少ないのですが、環境によってはパッケージの依存関係の問題などがあり、その際は別途手動で修正が必要になるかもしれません。
弊社ではIoT関連の様々な案件にチャレンジすることができます。
ぜひ一緒にこれからの未来を作っていきませんか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!