
2025年12月5日(金)、北海道 AI×IoTビジネス共創ラボ主催のイベント「革新の力で、ビジネスを次のステージへ」が開催予定です。
当日は、日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリストの大川 高志氏をお迎えし、「Microsoft Ignite 2025(マイクロソフト・イグナイト)」の最新情報を解説する特別セッションも予定しています。
この「Microsoft Ignite」は、マイクロソフトが毎年11月に開催を予定している世界最大級のテクノロジーイベントで、同社が1年間で培ってきた最新の技術やビジョンを世界に向けて発表する場です。
AIやクラウドをはじめとした新しい潮流をいち早く知ることができるため、ITエンジニアだけでなく、企業経営者や教育・行政関係者など、世界中の「テクノロジーで未来を変えたい」と感じている人々から注目を集めているイベントです。
今回はそんなMicrosoft Igniteの魅力をわかりやすくご紹介します!
どんなイベント?
Microsoft Igniteは、もともと複数あったマイクロソフトの開発者向けイベントを統合して、2015年にスタートしました。以来、毎年開催され、世界中のマイクロソフトファンや企業関係者が注目するビッグイベントに成長しています。
イベントでは、AzureやMicrosoft 365、Copilotなど、私たちの仕事や生活に直結するサービスの最新アップデートが次々と発表されます。
また、実際に製品を開発しているエンジニアや研究者が登壇し、「この技術をどう使えば現場が変わるのか?」という視点で解説してくれるのも大きな特徴です。
会場はもちろんオンラインでも参加できるため、世界中どこからでも新しい技術や事例をリアルタイムで学ぶことができます。
2025年のMicrosoft Igniteは「AI時代をどう生きるか」がテーマ
今年のMicrosoft Igniteは、現地時間2025年11月18日から21日にかけて、アメリカ・サンフランシスコのモスコーンセンターで開催されます。AI活用がビジネスの中で当たり前になりつつある今、「どう使うか」ではなく「どう活かすか」が問われています。
例年、マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏が基調講演を担当してきましたが、今回は最高商務責任者のジャドソン・アルソフ氏が登壇し、AIを軸にした新しい時代のリーダーシップと産業変革について語る予定*1です。
(*1 出典:WindowsCentral「Microsoft’s Ignite 2025 keynote shake‑up: Althoff replaces Nadella」)
注目が集まる発表内容
現時点では全容はまだ明かされていませんが、例年の傾向からもAIとクラウド関連の大型発表が予想されています。
昨年のMicrosoft IgniteではAIアプリケーションの処理を高速化するデータセンター用チップが発表*2されましたが、今年はそれをさらに進化させた形で、AIの実行環境を強化する取り組みについて発表があるのではないかと期待が寄せられています。
(*2 出典:Reuters「Microsoft launches two data center infrastructure chips to speed AI applications」)
また、Copilot StackやAzure AI Studioといった、ノーコード・ローコードでAIを活用できる開発環境のアップデートも期待されています。AIを専門家だけのものにせず、中小企業や自治体でも使えるテクノロジーにする流れが加速しそうです。
さらに、マイクロソフトが力を入れる「責任あるAI(Responsible AI)*3」の取り組みや、AI活用におけるセキュリティ・ガバナンスの強化も発表テーマの一つになる見込みです。
(*3 出典:Microsoft「Microsoftの責任あるAI」)
Microsoft Igniteの魅力は“共創の場”であること
Microsoft Igniteは単なる技術発表の場ではなく、人と人、企業と企業がつながるコミュニティの場でもあります。
会場には「Community Hub」や「Connection Pods」といった交流スペースが設けられ、エンジニア同士の議論や、企業間のコラボレーションのきっかけが数多く生まれています。
特に近年は「AI Cloud Partner Program」を通じた企業間共創が活発で、AIを使った新しいサービス開発や、産業構造の変革をテーマとするセッションも増えています。
こうした流れは、大企業だけでなく、地域企業やスタートアップにとっても大きなチャンスです!
Microsoft Igniteは、“これからの働き方・ビジネスの形・社会のあり方”をテクノロジーの視点から考える場。
AIやクラウドがどんなスピードで進化し、どの方向に向かっているのか。
その潮流をいち早くつかむことで、企業や自治体は自分たちの次の一手を描けるようになります。
北海道でも、その最前線を体験。
こうした最新の技術トレンドを知ることができるイベントが、札幌で開催予定です!
12月5日、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)にて開催される北海道 AI×IoTビジネス共創ラボ「革新の力で、ビジネスを次のステージへ」では、このMicrosoft Ignite 2025で発表された最新情報を日本マイクロソフトのエバンジェリスト 大川 高志氏をお招きし、最新情報を解説いただきます!
AIやクラウドの動向に興味はあるけれど少し遠く感じている方も、「テクノロジーが私たちの仕事や生活にどう関わっていくのか」を知ることができるのではないかと思います。
是非この機会に、未来のビジネスを形づくる最前線に触れてみてはいかがでしょうか!
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今回はMicrosoft Igniteの魅力をたっぷりお伝え出来たかなと思います。
次回は、同じく北海道 AI×IoTビジネス共創ラボ主催のイベント「革新の力で、ビジネスを次のステージへ」で特別セッションが予定されている「ハノーバーメッセ」について、その魅力をご紹介します。お楽しみに!



