【GR】移動時間を価値に変える!現場検査特化型 遠隔臨場システム「Gリポート」

こんにちは!
エコモットの高西です。

いかがお過ごしでしょうか。
昨年の今頃と比較して日常にどのような変化がありますでしょうか?

コロナ禍でアクティブに動けなくなった最近は、すっかり運動不足になりました。
このままではイカン!ということで。。。

Nintendo Switchのリングフィットアドベンチャーを買ってしまいました。

みなさんやったことありますか?
このゲーム、侮ってはいけません。しっかり筋肉痛になりますから(笑
もっと早く買えばよかったと思うくらい、なかなかどうして良くできています。
しばらくの間、トレーニングの主戦場は自宅になりそうです。

トレーニングだけでなく仕事、買い物、飲み会。
自宅でなんでも完結できるようになった昨今。
当初やむなしと始めたリモートワークに対してもさまざまな意見が聞こえてくる中、
私なりに感じているメリットをご紹介したいと思います。

私が感じる最大のメリットは「移動時間がなくなること」です。

実際にやってみると移動することが本当に少なくなり、
その時間全てを仕事に投下できていました。

公共交通機関はあれど首都圏以外、移動手段のほとんどは車。
どこかに赴くということは、それなりに時間を奪われるものです。

さて、今回ご紹介する製品はこの移動時間を価値に変えるべく生み出された
ソリューション。

現場検査特化型 遠隔臨場システム「Gリポート」のご紹介です。

検査のために現場に行く
到着するまで待ち続ける

そんな時間とは、今日でもうお別れです!

現場リモート検査のリアルな話

さて、今年に入ってから、i-Constructionの取り組みにおいて、
「現場検査のリモート化」が目立った課題に上がったのは皆さんご存知のとおり。

3月には国土交通省からこんな試行要領も公表されました。

建設現場における遠隔臨場に関する監督・検査試行要領 (案) 令和 2 年3月

これを皮切りに、検査のリモート化が全国の整備局や自治体で盛んに
議論され、試行という形で取り組みが行われるようになりました。

検査とは何を行いどれくらいの頻度で行われ、無駄や負担がどこにあって、
どうあるべきかなど、あるべき姿を求めて私たちも動き回りました。

現状、集まる声の中で多かったのが以下。

「現場で集まるのは必要だけど移動が大変
「週1回くらいは現場での協議が発生している」
「約束の時間にきっちり集まれることが少なく、手待ち時間がもったいない

なるほどなるほど。。。

なんとなく課題は見えてきました。
ではどういうツールがいいのでしょうか。

ウェアラブル(身に着けるカメラ)かスマホか

試行要領にはこう書いてあります。

遠隔臨場とは、ウェアラブルカメラ等による映像と音声の双方向通信を使用して「段階確認」「材 料確認」と「立会」を行うものである。

また、こうも書かれています。

一般的な Android や i-Phone 等のモバイル端末を使用することも可能である。

であればウェアラブルカメラはともかくスマホならZoomでいいんじゃないの?と真っ先に思いました。

が、そうではない理由があったんです。

カメラは手に持った方が良い

ある日、当社に建設企業様(後の共同開発先様)がとある助言をしてくれました。

撮影者自身が何を映しているのかを把握できないといけない。
ウェアラブルカメラではきっとそこが障壁になる。

スマホはスマホでも身に着けることなんてしない。
みんな手に持って使おうとするはず。

Zoomはアカウントを作る必要があったり、特定のURLを発注者に送ったり、
通信接続前のアクセス許可する・しないなど、習熟のために使い慣れる必要が
ある。そのため敬遠する現場もあるのではないか。

などなど、様々な助言・気づきをいただきました。

ではどういう形が良いかというと「手に持って撮影」する形が、
段階検査では理想的であろうという結論に至ります。

そして生まれたこの形

その姿はこうです。

直接手にもって撮影するスタイル

 

ここで、遠隔で検査を実施する姿をイメージしてみます。

  • スケールに近づけたり材料の型番を拡大したりする。
  • 撮影しながらどこか違うところに自分の顔を向けることがある。
  • コミュニケーションをとるときはお互いに顔を見ながら。
  • 撮影している画面を自分も把握したい。
  • 相手とちゃんとつながっているか確認できるように顔を見たい。

おそらくこういうことって当たり前のようにあるのではないでしょうか。
その点、カメラを手に持っていれば拡大は手を伸ばすだけ。
同じ箇所を撮影・保持しながら、隣にいる人や足元を確認できますし、
イン・アウトカメラの切替により顔を見ながらの会話もできます。
不自然な態勢にはならないからストレスがかかりません。

使い勝手は他に類を見ません!
ぜひ体感していただきたいところです。

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基本パッケージ

基本は下記2つです。

スマートフォンと3軸ジンバル(手振れ防止のスタビライザー)で1セット。
これにオプションでワイヤレスヘッドセット(Bluetooth)をご用意しました。

こちらのヘッドセットはレンタルではなく販売のみとしています。
もしお客様自身でヘッドセットをお持ちの場合、それもお使いいただけますが、
上記製品はノイズ低減機能が搭載されています。

周囲が機械音などで騒がしくても、PC側へは現場の音声だけをクリアに届けること
ができるので強くおすすめしたいオプションです。

使い方

カメラ側・PC側双方にストレスがかかってはいけませんし、利用者が説明書を
読むことなく使えるくらい、操作も直感的に扱える必要があります。
大丈夫。説明書はありますが読む方はほとんどいません(笑

スマートフォン側

Gリポートはスマートフォンの電源を入れ最初の画面を指でスワイプするだけ。
これだけで専用のアプリケーションが起動します(逆に言えばそれ以外の使い方はできません)。

あとは「カメラ起動」ボタンを1回タップするだけでPC側と接続できます。
何かを覚える必要は全くありません。

PC側

ソフトのインストールは不要です。
製品に同梱のログイン情報が記載された書類(A4一枚)のとおりに、URLとID、
パスワードを入力することで、Googlechromeを使えるPCであればどのPCでも
接続することができます。

開封後は同梱書類に記載されたID・PWでログインすれば、皆さまのPCでも
すぐに接続・使うことができます。

使ってみるとわかっていただけるところですが、Zoomなどの会議ツールと
比べてもとても簡単です。URLを作る必要もないし、それを相手方に通知する必要もありません。操作を覚える必要がないのでどなたでもすぐに遠隔コミュニケーションを始めることができるのです。

下記をご覧ください。お客様に実際にご利用いただいているところです。

こちらは何をされているかというと、Gリポートを真下に向けて図面を映し、
それをTV会議システムの画面共有機能を用いて、多人数で会議するという使い方。

私どもでは想定し得なかった新たな活用方法を見出されていることを知り、嬉しく思う反面、やはり知らないことがまだまだ多いのだなという気持ちになります。

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性能

画質はQVGA(320×240)、VGA(640×480)、HD(1280×720)、Full HD(1920×1080)から選択することができます。
HD以上の画質ではメジャーの目盛をミリ単位まで視認できますし、単なるリモート会議だって電話レベルの臨場感で会話できます。

そして重要な機能であるカメラ切替。Gリポートはインカメラとアウトカメラの
切り替えができるため、始まりと終わりの挨拶を、互いに顔を見て行うことができます。

この機能はコミュニケーションを取るうえで、とても大事なポイントです。
検査者との遠隔コミュニケーションを、実際の立会のように再現するには、互いの顔が見えて然り。誰が検査員で誰が現場担当(撮影者)なのか、目で見て認識できることが遠隔コミュニケーションでは大事になってきますので。
これは遠隔臨場や社内検査で、きっと威力を発揮するはずです。

記録

遠隔臨場の試行要領には、録画についても触れられています。ここも重要な機能の一つで、Gリポートにおいては録画機能もしっかり搭載しています。

録画方法は2種類あり、クラウド録画とローカル録画の2種類を選択可能。

クラウド録画

クラウド録画の録画データは、クラウドサーバにMP4形式で保存されます。
ダウンロードが自由にできるほか、ダウンロード後の録画データはWindowsMediaPlayerで再生することが可能となっています。

また、クラウドサーバで録画する利点として、IDとPWさえ控えていれば
どのPCからでも該当のファイルが確認・ダウンロード可能な点です。
クラウド録画を行った検査者の機器が、そのままでは動画編集・操作しにくいタブレットなどであった場合、別のPCで改めてログインしなおしてダウンロード・編集を行う、なんてことができます。

ローカル録画

ローカル録画はお使いのPC(Googlechrome)にそのまま動画を保存することができます。ファイル形式はwebm(ウェブエム)につき、Googlechrome上にファイルをドラッグ&ドロップすることで再生が可能です。
また、クラウド録画は録画終了直後から動画ファイル変換処理がされるため、ダウンロードまでに多少時間がかかるのですが、ローカル録画は生データが瞬時にダウンロードされるのでお待たせすることはありません。

 

検査目的の移動や手待ち時間よさらば!

Gリポートは工種問わず多くの現場でご利用いただいており、
リリースしてまもない製品にもかかわらず南は沖縄から北は北海道まで、全国のお客様にすでにお使いいただいています!

建設現場でなくとも調査や災害、果ては製造業や設備保守業などにも活用できるでしょう。

私たちは、現場に携わる多く方に利便性を体感してほしいと願っていますし、
発注者および受注者皆さまの無駄な時間の削減に一役買いたいと願っています。

ご利用いただいたお客様からは、「使いやすい」「コスパが高い」などの好意的なお言葉もいただくことがありますが、
同時に「もっとこうしたら良くなる」、「ここが使いにくい!」と言うフィードバックも次々お寄せ頂いています笑

そうした現場の声にお応えするべく、当社では日々機能の更新や不具合の修正を続けております。
是非一度体験していただき、皆様のお声を直接ぶつけていただければと思っています。

ぜひともご検討・ご連絡のほどお待ちしております!

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ソフトウェアアップデートで機能が追加されます

Gリポートはネットワークを通じたアップデートにより、日々新しい機能の追加や不具合の修正が行われています。
アップデートは以下からご確認いただけます。

【GR】遠隔臨場システム「Gリポート」ソフトウェアアップデート

萩原建設工業様への「Gリポート」導入を建設ITワールド様に取材いただきました。

遠隔立会検査を簡単、快適、低コストで行える「Gリポート」北海道の発注者や施工者の働き方改革を実現(エコモット)

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