こんにちは、データアナリティクス部のロベルト・フバッチです。以前のブログ「有機合成分野へのLLM適用」で、大規模言語モデルを有機合成に利用することについて書きました。このようなモデルの利用は、新しい有機化合物の生産を容易にし、コストを削減すると予測されています。さらに、これらのモデルの応用範囲は、化学全体の分野に拡大することができます。
大規模言語モデルの発展は、テキストの理解を向上させるだけでなく、画像や音声など他の情報伝達手段の理解にも向かっています。このような言語モデルはマルチモーダルモデルと呼ばれます。マルチモーダル言語モデルを化学に応用することで、追加のメリットが得られることがわかっています。この場合、モデルは通常のテキストだけでなく、化合物の分子や化学反応を表す図も分析します。これらの図は、写真や手書きのスケッチの形式で提供されることもあります。このブログでは、化学の分野におけるマルチモーダル言語モデルの応用例を2つ紹介したいと思います。
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化学
有機合成分野へのLLM適用

こんにちは、データアナリティクス部のフバチ・ロベルトです。故郷ポーランドでは既に雪が溶け、日増しに暖かさを感じられるようになりました。以前、有機化合物の合成に携わっていた会社での経験が思い起こされます。その会社は安全を考慮して人里離れた森林に囲まれた丘陵地帯に位置しており、四季折々の風景の変化を楽しむことができました。冬は雪に覆われた裸の木々が特徴的で、春が訪れると、新緑が眼前に広がり始め、さまざまな色が混じり合います。夏になると、緑が深まり、秋には様々な色へと変わりゆく様子が、まるで絵画のようでした。
はじめに
有機合成の分野では、主な目標の一つは、既存の有機化合物をより効果的に生成する新しい方法を開発することです。また、特定の望ましい性質を持つ新しい化合物を設計することも重要です。これを達成するためには、新しい化合物の分子構造をデザインし、それに適した合成方法を開発する必要があります。
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