G20観光大臣会合 IoTで代表団の位置を瞬時に把握!

みなさん、こんにちは!
製品開発部の細川です。

早いもので簡易型GPS端末 SVL-200を2017年6月に初出荷してから3年目を迎えます。

現在は主にKDDI IoTクラウド ~位置情報パッケージ『ここルート』~のIoT位置情報端末として全国に出荷され、多くのユーザ様にご利用頂いております。

昨年、10月25日~26日に北海道倶知安町(くっちゃんちょう)で開催されたG20観光大臣会合にも『ここルート』が導入され、G20メンバーの観光大臣や国際機関の代表団を送迎する車両の現在位置や運行履歴を主催者(観光庁様、北海道庁様ほか)のパソコンやタブレット端末上で瞬時に把握できるシステムとしてご活用頂いておりました。

『ここルート』の導入によるG20観光大臣会合の円滑な開催を支援する取り組みへの貢献に対し、実行委員会の会長である鈴木知事から感謝状を賜りました。

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今回は『ここルート』の活用方法を簡単にご紹介いたします。

車両のリアルタイム位置情報確認

車両に特別な工事は不要で、端末のケーブルをシガーソケットに挿し込むだけで動作します。
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端末は測位衛星システムから取得した現在の位置情報を5秒周期でモバイル回線の閉域網接続にてセキュアにクラウドへ定期送信しているため、代表団の送迎車両の現在位置をパソコンやタブレット端末上で瞬時に把握する事ができました。

以下は、位置表示のサンプル画像です。

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また、送迎車両の運行履歴(出発から到着までのルート、出発時刻、到着時刻)を表示する事ができ、事前に想定していないルート等の把握にご活用いただいておりました。

以下は、10月25日に私がニセコ町のヒルトンニセコビレッジへ移動していた際の運行履歴表示の画像です。

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トランシーバーや携帯電話による業務連絡の省力化

地図上に円または矩形にて任意のエリアを設定し、当該エリアに対象車両が出入りすると担当者にメール通知する事が出来ます。

以下のエリア設定では、新千歳空港近辺を円で囲んだサンプル画像となります。

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車両の位置情報から自動的に目的地の出発や到着状況のお知らせメールを受信する事により
今まで、現在位置をトランシーバーや携帯電話等で関係者へ連絡していた業務連絡の手間を省力化できるようになりました。

おわりに

最後まで閲覧ありがとうございます。

今回、測位衛星システムの正確な位置情報と紐づけられたIoT端末により、送迎車両を見える化することで国際会議場やレセプション会場のご担当者様へ安心をお届けする事ができました。

G20観光大臣会合のテーマは『持続可能な開発目標(SDGs)に対する観光の貢献の最大化』であり、採択された『北海道倶知安宣言』では、観光がSDGsの17の目標すべてに貢献する事を推進していましたね。

令和の始まりの年に北海道で開発・製造したIoT端末が、北海道で開催された国際会議に活用して頂いたことは大変光栄であり、エコモットで製品開発を担当していて本当に良かったです。

これからもIoTで北海道経済の発展とSDGsが目指す持続的な社会の実現に少しでも貢献できるような製品開発に取り組んで参ります。

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