配筋検査ARシステムBAIAS®の円形モードがリニューアル!


こんにちは。デバイスソフトウエア開発部の伊與です。 2026年1月9日のアップデートにより、BAIASの円形モードがさらに使いやすくリニューアルされました! これまでは、手動で行っていたARマーカーの配置が、入力された設計値をもとに、自動で表示されるようになります。 今回は、ワンステップ少ない手順でよりスピーディーな測定が可能となった、円形モードについてご紹介します。

リリース情報

メンテナンス、アップデート情報はこちらをご覧ください。 円弧計測モードはこちらの記事でご紹介しています。

従来モデルとの違い:手動配置の手間をカット!

従来の円形モード

これまでの円形モードは、鉄筋かごの周径のARオブジェクト(画像の赤い円状のオブジェクト)と1本目のARマーカーは自動で表示されていました。 しかし、2本目以降のARマーカーは、ポインターで実際の鉄筋を狙って手動で配置していました。 「鉄筋を狙って正確に配置するのが難しい…」というお声もいただいていた部分でした。

リニューアル後の円形モード

今回のリニューアルで、この「手動でARマーカーを配置する操作」が不要になりました。 リニューアル後の円形モードでは、入力した設計値から計算されたARマーカーが自動で表示されます。 表示されたARマーカーと実際の鉄筋が重なるように調整すると、計測を行えます。 さらにARマーカー自体の表示を長く改良したため、鉄筋との調整も行いやすくなっています。

操作手順

それでは、実際の操作手順をご説明します。 動画での操作方法の説明は、BAIASユーザーガイドをご覧ください。 ※以下の画像の配筋は、鉄筋かごではなく通常の平行の配筋模型を使用しています。

計測モードを選択する

計測モード選択画面で、円形モードを選択します。

計測対象の形状を選択する

鉄筋かごの状態に合わせて「横倒し」または「直立」を選択してください。

設計値を入力する

設計図などをご参照のうえ、設計値を入力します。 入力が完了すると、設計値に基づいたARマーカーの平均間隔が表示されます。

計測範囲を決定する

画面中央の黄色の点を鉄筋かごの側面の主筋に合わせます。
画像は平行の配筋
イメージとしては、下の画像のような箇所です。
従来の円形モードでは、この後に手動でARマーカーを設置する作業が必要でしたが、リニューアル後は、自動でARマーカーが表示されます。
右側の位置調節パネルで、マーカーが実際の鉄筋とおおむね重なるように、中心、奥行き、回転(左右、内部、正面)を十字キーで調節します。
ARマーカーの調整は、BAIASユーザーガイドの動画をご覧いただくと分かりやすいです。

撮影ポジションを決める

画面内に撮影したい範囲が収まるように場所を移動し、撮影ポジションを決めます。 ARマーカーが画面外に外れると、位置がずれる要因になってしまいます。 なるべく画面に計測範囲を映した状態で移動すると、ズレが少なくなります。

計測範囲の調整

場所の移動で、ARマーカーの位置がずれる場合があるため、右側の位置調節パネルで中心、奥行き、回転(左右・内部・正面)を再度調整します。

各マーカーの調整

ARマーカーが各々の鉄筋に正確に重なるように、最終の位置調整を行います。 左側のマーカー選択パネルから、調整したいマーカーを選択すると、該当するARマーカーの色が濃く表示されます。 実際の鉄筋に重なるように、右側の十字キーで調節してください。

撮影して保存する

位置調整が完了すると、計測された鉄筋の平均間隔が表示されます。 左側の撮影設定パネルでは、計測結果の文字サイズ・文字色、マーカー色を変更できます。 右側の位置調整パネルでは、計測結果の表示位置を調整できます。
周長表示にチェックを入れると、周長も表示されます。
設計値確認をタップすると、右側で設計値が確認できます。 設計値を表示させたまま撮影しても、撮影した写真には写りません。
設計値の平均間隔は、実測値ではなく、設計値から計算された値
撮影すると、プレビュー画面が表示されます。

おわりに

今回のリニューアルにより、円形モードはさらに使いやすくパワーアップしました。 今後も、BAIASはさらに使いやすくなるよう改善を重ねていきます。 新しくなったBAIASの円形モードをぜひ現場でご活用ください。 エコモットでは一緒にモノづくりをしていく仲間を随時募集しています。 弊社に少しでも興味がある方は、ぜひ下記の採用ページをご覧ください。