Swift開発もVS Codeで!SweetPad導入とメリット4選


こんにちは!
クラウドソリューション開発部の大川です。

今回は、iOSアプリ開発における開発環境の選択肢として、VS CodeだけでSwift開発ができる拡張機能「SweetPad」の良さについて紹介します。

iOSアプリ開発といえばApple標準のXcodeが必須ですが、「動作が重い」「普段使い慣れているVS Codeのキーバインドや拡張機能を使いたい」と感じることはありませんか?
そんな悩みを解消してくれるのが、今回紹介するSweetPadです。

1. SweetPadとは?

SweetPadは、VS Code上でiOS、macOS、watchOSなどのAppleプラットフォーム向けアプリケーションを開発するための拡張機能です。

通常、iOSアプリの開発にはXcodeでの作業が必要不可欠ですが、SweetPadを使用することで、コーディングからビルド、シミュレーターの起動、デバッグまでの主要なサイクルをVS Code内で完結させることができます。
※ビルド自体は内部でXcodeのツールチェーンを使用するため、Mac上にXcodeがインストールされている必要はあります。

2. なぜ XcodeではなくVS Code(SweetPad)なのか?

「結局Xcodeが必要なら、そのままXcodeを使えばいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、SweetPadを使ってVS Codeで開発することには、以下のような強力なメリットがあります。

✅ SweetPadを使うメリット

  • 動作が軽量
    • Xcodeのエディタ機能に比べてVS Codeは軽快に動作します。
  • AI支援が強力
    • GitHub Copilot、Cursor、Codexなどの強力なAIコーディング支援をフル活用できます。
  • 拡張機能のエコシステム
    • 普段Web開発などで愛用しているVS Codeの拡張機能(Prettierなど)がそのまま使えます。
  • 統合ターミナル
    • VS Codeの使いやすいターミナルで、CocoaPodsやFastlaneなどのコマンド操作がスムーズに行えます。

⚠️ 注意点(苦手なこと)

  • GUIの編集
    • StoryboardやSwiftUIのCanvas(プレビュー)機能はVS Codeにはありません。UIのレイアウトをGUIで調整する場合のみ、Xcodeを開く必要があります。
  • 細かいBuild Settings
    • 複雑な署名設定やCapabilityの追加などはXcodeで行う方が無難です。

3. セットアップ手順

導入は非常にシンプルです。

3-1. 前提条件

  • macOSを使用していること
  • XcodeおよびCommand Line Toolsがインストールされていること
    • ターミナルでxcode-select -p を実行してパスが表示されればOKです。

3-2. 拡張機能のインストール

VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで「SweetPad」と検索し、インストールします。

3-3. ヘルパーツールのインストール

SweetPadでSwiftの補完機能を正しく動作させるために、ヘルパーツールをインストールすることをお勧めします。
サイドメニューの飴玉アイコンを押下して、画面下部に表示されているTOOLSから各種インストールします。

4. 実際の使用感:ここが最高!

私が実際に使ってみて「これは良い!」と感じたポイントを共有します。

サイドバーでの管理が楽

プロジェクトを開くとサイドバーに「SweetPad」のアイコンが追加され、そこでターゲット(Target)やデバイス(Device)の切り替えが可能です。

再生ボタンを押せばビルドが走り、自動的にiOSシミュレーターが立ち上がります。

XcodeにもCopilot for Xcodeなどのツールはありますが、やはりVS Code本家のCopilot統合には及びません。
SweetPad環境なら、チャットでコードを生成させたり、インラインで修正案を出してもらったりといったAI開発体験がそのままiOS開発に持ち込めます。

まとめ

UIの微調整などでXcodeを開く必要はまだゼロではありませんが、「ロジックを書く」「リファクタリングする」「デバッグする」といった開発時間の8割を占める作業においては、SweetPad + VS Codeの組み合わせは非常に強力な選択肢です。

  • おすすめの活用シーン
    • ロジック実装が中心のフェーズ、AI支援をフル活用したい方など
  • 運用のコツ
    • GUI調整はXcode、コーディングはVS Codeと使い分ける「二刀流」がおすすめ

普段Web開発でVS Codeに慣れ親しんでいる方こそ、ぜひ一度SweetPadを試してみてください。
開発効率がグッと上がるはずです!

終わりに

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