サインロイド2の気象予測オプションで複数の予測値が確認できるようになりました

こんにちは、クラウドソリューション開発部の鈴木です。

弊社の提供サービス、サインロイド2についてのお知らせです📣
これまでも様々な進化を遂げてきたサインロイド2ですが、気象予測オプション機能で確認できる気象予測値がクラウド上で複数参照いただけるようになりました!

経緯

今まで現地の計測情報は複数表示ができておりましたが、予測値は1件のみという制限がありました。
実際にサインロイド2をご利用いただいている現場は建設現場が多く、予測値を参照してその後の作業の続行可否を判断することができることがこのサービスの強みです。
その中で「風速と合わせて雨量の予測値も確認ができないか」といったようなお客様からのご要望を受け、実現した機能です。
参照できる情報は多い方がより正確に、綿密に作業計画が立てられますものね。

予測値種類

予測値は 風速、風向、雨量、WBGT、気温、湿度 の6項目から選択することができます。
※各項目毎にオプション料金がかかります。

表示イメージ図

既にご利用いただいているお客様の傾向をみると風速、雨量の併用をご利用いただくパターンが多いようです。
従来の予測値と同様に、FASTIOで警戒線を設定することで閾値を超えた予測値の場合にパトランプを鳴動させることも可能ですので、現地の作業員の方々へも伝えることができます。

通信障害にも強くなりました

また、オプションで追加する予測値は従来のLTE通信と異なり、インターネット通信で予測値を送信しています。
サインロイド2はLTE通信を用いてデータ通信を行っているのですが、一昨年2022年7月にあったKDDI通信障害の際、サインロイド2で使用しているLTE回線も影響を受けてしまいデータ欠測を起こしてしまった過去があります。ご利用いただいていたお客様へ大変なご不便をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。
気象予測オプションを使用いただく際、追加した予測値に関してはインターネット通信でも予測値を送信するようにしたことで、通信障害発生時でも予測値を欠測させることなく運用することができるようになりました。

お問い合わせお待ちしております

予測値の複数表示はクラウドでの参照のみとはなってしまいますが、より多くの情報を用いて現場の安全管理に役立てていただければと思います。
予測値の追加は現地の機器に追加や変更なく簡単に行うことができますので、既にサインロイド2をご利用いただいているお客様も、これを機に導入を検討いただいているお客様もお気軽に弊社までお問い合わせください。
お客様のご要望をもとに引き続きよりよいサービス、製品となるよう改善を進めてまいります。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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