AI

PROLICA®による信号機の状態判定機能を解説!

こんにちは。デバイスソフトウエア開発部の斎藤です。
生産性向上エッジAIカメラシステム「PROLICA®」を用いた画像解析システムの開発を担当しています。

PROLICAは、ネットワークカメラとエッジコンピューターを使用してリアルタイムに物体検出を行うことを主な機能としていますが、AIとは独立した機能として、画像内の信号機(赤・青・黄)の状態を輝度差から判定する仕組みも備えています。

本記事では、指定した範囲の「輝度差」を算出して、信号機の状態を判定する機能を紹介します!

PROLICAの詳細や他の機能につきましては、以下の弊社HPや、これまで私が執筆した記事をご覧ください。
生産性向上AIカメラ「PROLICA®」

エッジAIカメラシステム「PROLICA®」による物体トラッキング

PROLICA®による物体トラッキングのためのカメラ設置方法


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GeminiをSwiftUI学習のメンターとして使う

こんにちは!デバイスソフトウエア開発部の山内です。
最近、iPad向けのアプリ開発に携わっているのですが、実は少し前までSwift・SwiftUIを全く書いたことがありませんでした。

そうなると大変なのは、学習と実務レベルでのコーディングを両立させること。どうしよう!Appleのチュートリアルやって、参考書買って……

…あ、生成AIという手がありました。

現在エコモットでは、Microsoft CopilotとGeminiを利用することができます。今回はGeminiに焦点を当てて、

  • Geminiでできること
  • 初学者がGeminiを使う際の注意点

を見ていきながら、Geminiを業務にどう役立てていくべきか考えてみようと思います。
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Chrome拡張機能のシステム改修をGeminiで効率化できた話

デバイスソフトウエア開発部の板谷です。

最近Chrome拡張機能の改修業務を担当する機会がありました。
Chrome拡張機能の開発経験はなく、時間がかかりそうだと思っていたところGoogleが開発した生成AI『Gemini』で業務を効率化することができたので本記事で紹介しようと思います。
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PROLICA®による物体トラッキングのためのカメラ設置方法

こんにちは。デバイスソフトウエア開発部の斎藤です。
現在、生産性向上エッジAIカメラシステム「PROLICA®」を使用した画像解析システムの開発を担当しています。

PROLICAには、人物や車両などを検出する「物体検出機能」に加え、検出した対象物を継続的に追跡する「物体トラッキング機能」も備わっています。

様々なシーンで活躍する物体トラッキングですが、実はトラッキングアルゴリズム自体ではないカメラ由来の弱点もあったりするので、今回はそのあたりを解説していきたいと思います。

PROLICAや物体トラッキングの詳細につきましては、以下の弊社HPや、以前私が執筆したトラッキングについての記事をご覧ください!
https://www.gembaroid.jp/product/prolica.html

エッジAIカメラシステム「PROLICA®」による物体トラッキング


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旭川高専で数理・データサイエンスの特別講義を実施!

2025年2月5日・7日の2日間、旭川工業高等専門学校の3年生の「数理・データサイエンス」の授業で、私とフバチが実務者講師を務めました!

テーマは 「社会実装から見るデータサイエンス」 ということで、 データサイエンス(ビッグデータ、AIを含む)が社会でどのように活用、実装されているのか、具体的な事例を交えながらお話しました。
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エッジAIカメラシステム「PROLICA®」による物体トラッキング

こんにちは。デバイスソフトウエア開発部の斎藤です。
現在新卒2年目で、生産性向上エッジAIカメラシステム「PROLICA®」の画像解析アプリケーション開発を行っています。

PROLICAは、人物や車両などの対象を検出する「物体検出」というタスクで利用されることが多いのですが、実は対象の物体を追跡する「トラッキング」機能にも対応可能です。
本記事では、「トラッキングとはどのような技術か」を詳しく解説し、最後に「PROLICAによるトラッキングシステムで実現できること」をお話します。

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データ駆動型モデリングのためのニューラルオペレーター

こんにちは、データアナリティクス部門のロベルト・フバチです。この投稿では、「Neural Operator」[1] についてお話しします。このモデルは、ニューラルネットワークをベースにしたもので、データを活用したアプローチ(データ駆動型アプローチ)によって、さまざまなプロセスをシミュレーションすることができます。インターネットには、このモデルに関する興味深い講義や記事、またその実際の応用例がたくさんあります。そこで、このトピックをわかりやすく紹介し、どのように役立てることができるのかをお伝えします。

Neural Operatorモデルの開発を指揮したのはアニマ・アナンドクマール教授です。彼女のチームは、モデルの実用的な応用にも取り組み、昨年、NeuralOperatorというPythonのライブラリ [2](オープンソースの演算子学習用ライブラリ)を開発しました。

この投稿があなたの興味を引き、刺激を与えるものになれば嬉しいです!
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Mac版のChatGPTはAIとお喋りができるようになっていた

こんにちは!クラウドソリューション開発部の今野です。

最近ChatGPTを活用している人も多いかと思います。

ですが、「毎回ブラウザから開くのがめんどくさい」「気がついたらログアウトしてたから、またログインしなきゃ…」という方も多いのではないでしょうか(Copilotだとそうはなりませんが、GPT使うとなるとね…)

そんな中、Macユーザーに朗報が。

MacのデスクトップアプリでChatGPTが使えるようになっていました。(ワォ)

しかも、ChatGPTの機能が驚くほど進化していました。(お喋りができごにょごにょ…)

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議事録をアップデートするために「社内文字起こしサービス(仮)」をサクっと立てた話

会議のムダを価値化する全録文字起こしシステムの導入

データアナリティクス部の庄内です。
皆さん、会議中の議事録作成に苦労したことはありませんか?特に、会議中の脱線やブレインストーミングなど会話の展開が想定できない場合、修正しながらでは重要な情報を見逃してしまうことがありますよね?とは言え、途中で「今のはこういうことですか?」なんて野暮な質問したらせっかくの盛り上がりに水を差しかねません。

会議のムダの問題点

従来、会議前にアジェンダと同時に議事録を作成しておいて、会議中に修正する程度で、会議直後に回覧するのが基本でした。アジェンダのフロー以外はムダ話しとして極力排除の方向が良しとされていたと思います。しかし、このやり方では会議中に想起された価値ある脱線やアイデアをうまく拾えないことが多いんです。(鮮度が重要なので、後では思い起こせない場合もあります) 例えば、ブレインストーミングの最中に出た新しいアイデアが、その場では議事録に反映されず、後から思い出して追加するとか闇に葬られるとか・・・何かともったいない! 続きを読む

XcodeでCopilotを使ってみた話

こんにちは!クラウドソリューション開発部の今野です。

VSCodeでCopilotを使う話、よく出てくると思います。

痒いところに手が届く。Copilotはもはや自分の手足となっている方も多いのではないでしょうか。

「これをXcodeでも使えたら…」

そんなもやもやを晴らし、そしてXcodeでより効率的な開発を行えるツールがあったのです。

 

その名も「Copilot for Xcode」です。

 

最近、私自身Copilot for Xcodeを使う機会があったため、紹介させていただきます。

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