弊社ではカメラから入力した映像をAI解析し、クラウド配信するソリューションとして、既にPROLICAやSCAI Watcherといった製品を提供しております。
これらは高性能な映像解析が可能ですが、一方で消費電力の観点からバッテリー駆動が難しいという課題もあります。
本ブログでは、遠隔地等の電源確保が難しい環境でもバッテリー駆動でAI解析を行うことを目指し、省電力性能に優れたCoral Edge TPUを使用した物体認識を試してみましたのでご紹介いたします。
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デバイス
通信型ドライブレコーダー「STZ-DR10」による緊急通報サービス連携
こんにちは!デバイスソフトウェア開発部の本間です。
以前に下記の記事にて、私が FW 開発を担当させて頂いた通信型ドライブレコーダー「STZ-DR10」をご紹介させて頂きました。
STZ-DR10 には、弊社の従来型ドライブレコーダ(HDL-900、TMX-DM03)には無い新機能である VoIP 発信機能が追加されました。今回は、この VoIP 発信機能を利用して実現される緊急通報サービス連携について、システム構成やユースケースをご紹介いたします。
クラウドロガーを利用した可用性の高いシステムの構築
弊社ではモバイル回線とクラウドロガーを組み合わせて様々なサービスを提供しております。
モバイル回線を使用することで、遠く離れた場所から遠隔で端末を操作することや数㎞離れた端末間でお互いを制御するようなシステムの構築も可能となります。
その一方でキャリアの回線網の障害や端末設置場所の電波状況等の様々な要因により通信が不通になるケースも発生し得るため、遅延の発生が許容できないシステムにおいて問題となる場合があります。
本ブログでは、モバイル回線下で即時性が必要な案件に対して可用性の高いシステムを構築する一例として、弊社で担当したシステムをご紹介します。
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どこでも瞬時に『伝える』システムで事故防止対策!
みなさん、こんにちは
製品開発部の細川です。
私の所属する部署は土木・建設現場向けの生産性・安全性向上を実現する
システム開発の依頼を受けることが多いです。
開発案件の中には、センサーやAIカメラ等で『何か』を検知した後に
離れた場所にある表示機や警報器に『伝える』機能を求められます。
弊社の既存システムではクラウドやメール等を経由して
『伝える』処理を行いますが、若干遅延があり
現場によっては、瞬時に『伝える』処理を要求されることがあります。
端末同士を有線で繋ぐと瞬時に『伝える』機能は実現できるのですが
現場によっては、有線を敷設することができない場所もあるため
無線が必要になるケースがあります。
今回は、新製品の「クラウドロガーLTE(Cat1)」
を活用して有線を敷設しなくても、LTE回線経由で
どこでも瞬時に『伝える』機能を実現した案件をご紹介いたします。
【GR】平成30年7月豪雨(西日本豪雨)と雨量予測による気候リスク軽減
みなさん、こんにちは
製品開発部の細川です。
先月、西日本を襲った記録的豪雨『平成30年7月豪雨(西日本豪雨)』では各地で河川の氾濫や土砂災害を引き起こし、一瞬にして尊い人命と財産が奪われました。
今回の豪雨による被害のお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧を心からお祈りいたします。
先日、個人的に災害復興支援の寄付金を『ふるさと納税』から寄付してみました。
自治体を直接指定し、応援メッセージを付けて支援できる仕組みはとても便利だと思います。
さて、現場の局所的な豪雨時に少しでも早く危険を察知(予測)し、いつでも避難できる準備を整えられるように、サインロイド2の『現地で計測した雨量』と『予測雨量』のデータを活用してみます。
進化し続けるサインロイド2
みなさん、こんにちは!
製品開発部の細川です。
早いものでサインロイド2を2017年1月に初出荷してから約1年6か月が経過しました。
Amazon Dash Button + Raspberry Piでお弁当屋さんが来たことを通知
こんにちは!
開発部の武内です。
弊社のランチ前の時間帯にはお弁当屋さんが販売にいらっしゃるんですが、
入居しているフロアが1F、2F、3Fとあるため
お弁当屋さんに各階を回っていただくという大変申し訳ない状態になっています。。。
(開発部は2Fです。)
お弁当屋さんが来たら1Fから内線で教えてもらう等、
人間に頼る手もありますが我々は開発部。
「お弁当屋さん専用のチャイムみたいなの作れないかな」
「開発部はSlackを使っているから、チャイムはSlackに通知できないかな」
と考えた結果、
Amazon Dash Button と Raspberry Pi を使って
お弁当屋さん通知ボタンを作ってみました。
10ギガLAN使ってます
運用課の山内です。
技術革新にもがき続ける日々を送っております。小さいころより日記系がまったく
ダメでいまも引きずってます。( ̄◇ ̄;)
本日は有線LAN(LocalAreaNetwork)についてつぶやきたいと思います。
Buffalo社製 IoTアプライアンスで自社アプリを稼働させてみる
こんにちは。
岩津です。
IoTサービス向けの製品『IoTアプライアンス GU-100』についてお問い合せさせて頂いたところ、株式会社バッファロー様のご厚意により実機をお借りできましたので、本機と弊社アプリの動作検証を実施してみました。
センサーデータを一括取得!WMC-700で色んなデータを計測しよう
“エコモット 技術ブログ アドベントカレンダー 4日目です。”
こんにちは!製品開発部の三浦です。
今日は11月9日にリリースした新製品、WMC-700を紹介します。
WMC-700とは?
WMC-700とはアナログセンサーを同時8点計測できる、無線機能付きIoTゲートウェイデバイスです。
一般的なアナログセンサーを最大8点計測し、計測データをLTE回線経由でクラウドサーバに上げることができます。
アップロードされたデータは弊社FASTIOやFASTIO APIで連携したお客様システムから見ることができます。
(写真は社内の検証風景です。電流クランプセンサーでポットの電流を図り、FASTIO LOGGERに表示しています)