IoT

【後編】「家が空気を読む」スマートホームへ。Home AssistantとZoneで実現する帰宅検知

こんにちは! SJC共同開発推進室の鈴木です。

前編では、Home Assistantに「Zone」を設定し、「自宅の半径300m圏内に入ったらエアコンをONにする」という仕組みを作りました。

しかし、その結果、「近くを車で素通りしただけでエアコンが全開になる」可能性があったり、 家は「近くにいる」ことは理解しましたが、「帰ってくる」のか「通り過ぎる」のかまでは理解しておりませんでした。
このままでは、「賢い家」どころか、ただ「電気代のかかる家」になってしまいます。 後編となる今回は、この問題を解決するために、「Proximity」という機能をご紹介します。家が「場所」だけでなく「人の意思(ベクトル)」を理解する、スマートホーム化を進めたいと思います。

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【前編】「家が空気を読む」スマートホームへ。Home Assistantで実現する帰宅検知

こんにちは! SJC共同開発推進室の鈴木です。

これまでHome Assistantを通じて様々な活用事例をご紹介してきましたが、今回は一歩踏み込み、「家はいかにして住人の意図を先回りできるか」というテーマを掘り下げます。スマートホームは「スマホで家電を操作できる便利さ」に注目が集まりがちですが、「人が操作をしていない時間」にこそスマートホームの良さが現れます。
外出先から手動でエアコンをONにすることは、利便性はありますが、人の「操作」に依存しています。目指すべきは、操作の代替ではなく、操作そのものを無くすことです。

今回はその第一歩として、Home Assistantの「Zone」機能を活用し、家を単なる座標「」ではなく、住人の行動を包み込む「」として捉える手法をご紹介します。

過去記事は以下になります。Home Assistantの概要、環境構築、活用事例をご紹介しておりますので、よろしければご確認ください。
スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(1)
スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(2)
スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(3)
過去の自分に留守番を頼む ~Home Assistant 「Presence Simulation」の設定と活用法~

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過去の自分に留守番を頼む ~Home Assistant 「Presence Simulation」の設定と活用法~

こんにちは!
SJC共同開発推進室の鈴木です。
定期的にHome Assistantの記事をご紹介させていただいておりますが、今回も引き続き、Home Assistantをテーマに、その活用事例をご紹介します。

今回は、「防犯・セキュリティ」に焦点を当て、長期間家を空ける際に、あたかも家に誰かがいるかのように振る舞うことで家を守る、「Presence Simulation」という機能をご紹介します。

過去記事は以下になります。Home Assistantの概要、環境構築、活用事例をご紹介しておりますので、よろしければご確認ください。
スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(1)
スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(2)
スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(3)

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スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(3)

こんにちは!
SJC共同開発推進室の鈴木です。

前々回の記事前回の記事とHome Assistantの記事を投稿させていただきました。今回も引き続き、Home Assistantをテーマに、その活用事例をご紹介します。

今回は、「農業分野」に焦点を当て、ビニールハウスを例に、温度と湿度の実測データから「飽差」という、空気中に「あとどれだけ水蒸気を含むことができるか」を表す値を求めるテンプレートセンサというものを作成し、Home Assistantで「仮想データ項目」として扱う方法をご紹介します。
今回の流れを通して、農業分野へのIoTの活用をご紹介するとともに、Home Assistant上での新しいデータ項目作成の考え方などもご紹介できればと思います。

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スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(2)

こんにちは!
SJC共同開発推進室の鈴木です。

前回はHome Assistantの導入編として、環境構築から市販のスマートデバイスや自作デバイスを連携させる方法をご紹介しました。詳しくは、スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(1)をご確認ください。今回は前回のサンプルを少し応用した例で、製造現場での活用例をシンプルな構成でご紹介します。

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スマートホームを次のレベルへ:Home Assistant のご紹介(1)

こんにちは!
SJC共同開発推進室の鈴木です。

「市販のスマートホームサービスだけでは物足りない」とお考えの方へ。
本格自作スマートホームのプラットフォーム、Home Assistant をご紹介します。Home Assistant は、メーカーの垣根を越え、さまざまなスマート家電や自作のDIYデバイスを一つに統合するためのオープンソースプラットフォームです。私も普段利用していて、今後は家だけでなく農業や工場などへの活用も検討しており、様々な分野でIoTを活用できる可能性を感じております。

今回はまず初めに、Raspberry PiにHome Assistantをインストールする手順実際使用している例をご紹介させていただきます。

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入社2年目でPLを経験してみて

こんにちは。
私は入社2年目のクラウドソリューション開発部に所属している寺谷と申します。
この業界に入り、日々の業務をこなす中で、覚えることの多さや、自分がまだ知らない技術の多さに驚かされる毎日を過ごしています。
開発に必要な知識やツール、業務で使われる専門的な技術など、まだまだ学ぶことが多くあると感じます。

今回は、私が去年から今年にかけて経験したプロジェクトリーダー(PL)についてお話ししたいと思います。

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クラウドロガーを利用した車速検知システムの構築

弊社ではモバイル回線とクラウドロガーを組み合わせて様々なサービスを提供しております。
モバイル回線を使用することで、遠隔に設置したクラウドロガーのデータをリアルタイムで取得することが可能となります。

一例として見通しの悪い道路において、対向車両の通過を事前に検知するシステムがあります。
どこでも瞬時に『伝える』システムで事故防止対策!

本ブログでは車両検知の別の一例として、
クラウドロガーLTE(Cat1)
とマイクロ波センサを組み合わせた車速計測システムをご紹介します。
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省電力TPUを利用した物体認識の一例

弊社ではカメラから入力した映像をAI解析し、クラウド配信するソリューションとして、既にPROLICASCAI Watcherといった製品を提供しております。
これらは高性能な映像解析が可能ですが、一方で消費電力の観点からバッテリー駆動が難しいという課題もあります。
本ブログでは、遠隔地等の電源確保が難しい環境でもバッテリー駆動でAI解析を行うことを目指し、省電力性能に優れたCoral Edge TPUを使用した物体認識を試してみましたのでご紹介いたします。
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通信型ドライブレコーダー「STZ-DR10」による緊急通報サービス連携

こんにちは!デバイスソフトウェア開発部の本間です。

以前に下記の記事にて、私が FW 開発を担当させて頂いた通信型ドライブレコーダー「STZ-DR10」をご紹介させて頂きました。

新型ドライブレコーダー「STZ-DR10」のご紹介

STZ-DR10 には、弊社の従来型ドライブレコーダ(HDL-900TMX-DM03)には無い新機能である VoIP 発信機能が追加されました。今回は、この VoIP 発信機能を利用して実現される緊急通報サービス連携について、システム構成やユースケースをご紹介いたします。

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